大葉ナナコさん講演会
バ-スコ-ディネ-タ-とは?
大人の女性やカップルに対し、“妊娠前、妊娠中、産後”の時期に心とカラダと暮らしをサポ-ト、自然で優しい妊娠、出産、育児情報など「知識、意識、セルフケアスキル」を提供すれことで女性とその家族と医療機関の専門家を繋ぐ役割をするそうです。
「趣味は出産、特技は安産」という大葉さん、上は大学生下は小学校一年生の五人のお子さんがいるそう。
話の中でなるほどと思ったのが「言葉で脳内画像ができる」ということ。
例えば初潮をむかえた女の子に最初にかけられた言葉が「面倒なものが始まったわね、これから大変」などネガティブな言葉をかけられると、生理痛が強いなどの症状がでやすいそう。最初に持ったイメージがネガティブなものだったので体にも影響するらしいです。
お産や子育てもネガティブな情報ばかり流れているので、希望の持てるストーリーが広がればいいのにとのことでした。
これはわかるな-と深く納得。
私も妊娠がわかり、ひとしきり喜びを感じた後にきたのが恐怖でした。
ふとした瞬間に「会陰切開」という言葉が頭に浮かぶのです。
四文字熟語のように。
お産経験者、それも友人からこの話を聞いた時はショックで、でもこの処置をしないと裂けると聞いてまたショック。
地元の知り合いから助産院を紹介してもらい、会陰切開は必ず必要ではないと聞きどれだけ安心したことか。今でもあの心が軽くなった感覚を覚えています。
でもそのためには医療が介入しないための体をつくらなくては…と言われ、助産婦さんの言う通り二時間の散歩、体を冷やさない、和食中心の食生活を送ることで納得のいくお産ができました。
今思えばこの経験はやればできる!という成功体験になっているかも。
ネガティブな言葉を子どもにかけるのはやはり良くないのですね。
その他にも産後一年半育児を手伝った夫は12年後も妻に愛されるというデ-タ-があるとか。
夫婦の愛情曲線を調べると妻は最初の数年が高くそれ以降ゆっくり下降していくのに対して夫は平行線が続き10年目あたりから緩やかに上がるそう。
女性は思いを言語化することで頭を整理し、ストレスを解消するので男性は傾聴ボランティアだと思って結論を求めず話を聞いてあげてとのこと。
聞かされる方は迷惑だろうけどたわいもない話が大事なコミニケーションではあると思います。
どんなデ-タ-の取り方したのか、一日45分妻の話をよく聞いてあげると妻の感覚的に夫の年収が10万円アッブした感覚になるんだとか。
心理学の話もいろいろ出ていましたが、子どもにはありのままのあなたを全て受け入れるよというメッセージが大切だそう。
注意したり怒ったり口から出てくるのはマイナスな言葉ばかりの私ですが、なるべく子どもに「かわいいね」「大好き」「パパとママのところに来てくれてありがとう」と意識して声をかけるようにしています。
その時の子ども達は穏やかないい表情をするし、自分で自分の言葉に酔うというか、あ-この子達を守りたい!と改めて思ったりします。
言葉に感情が後からついてくる感じです。
最近思うのですが子どもには自己肯定感をしっかりもたせてやりたい。
自分に対して投げやりだと他人に対してもそうしてしまう気がするので。
大葉さん、先週の安藤さんお二人ともオ-ラが生き生きしているんですよ。
自分のこといいとこも悪いとこも含めてすごく好きなんだろうなと感じました。
子ども達もいきいきした大人になってほしいので。
てことは親がいきいきしてなくてはね…。