三連休は美術館
空を見上げると突き抜けるような青さで、夏だな〜と実感しますね。
鮮やかななので一日に何度も見上げてしまいますが、暑さは体力的にはこたえますね…。
夏休み前哨戦の三連休、我が家は涼しい美術館三昧でした。
17日は私は会議のため東京おもちゃ美術館へ。
家族も行く予定が駅から出てすぐの消防美術館?とやらに入り、ずっとここにいたのでした。
20日は友人達と東京都現代美術館へ。
「かりぐらしのアリエッティ×種田陽平展」へ。
自分達がアリエッティのような小人になってアリエッティの世界を体感するという企画。
アリエッティの世界を再現したのは映画の美術監督である種田陽平氏。
種田陽平さんといえば映画「スワロテイル」の美術を担当。
当時石川県から夜行バスに乗って新宿まで「スワロテイル」を見に来たのですが、わさわざ来たかいがあったなあと思えるいい映画でした。
劇中の架空の都市「イエンタウン」が当時から廃墟好きだった私にはツボで、パンフレットを見て種田氏の事を知りました。
私の大好きな辻仁成が映画を撮るときもよく種田氏が美術を担当していて二人で映画美術の本も出してます。
「キル・ビルVOl1」も好きな映画の一つなのですが、その美術も担当してます。
種田氏の話しが長すぎましたね。
肝心のアリエッティの世界は本当に面白い!
輪ゴム、鉛筆、どんぐりなど身近なものがとにかく全て巨大。
もちろんたた巨大なのではなく、アリエッティの家の中を自由に歩き回り小人気分を楽しめます。
細部にいたるまで作りこんでいるのですが、やはり混んでいて係の人が先へ進むよう促すのでゆっくり見れない…。
子どもも大満足な展示でしたよ。おすすめです。
21日は仕事の打ち合わせを終え友人ファミリーと一緒に板橋区立美術館へ。「2010イタリア・ボロ−ニャ国際絵本原画展」へ。
絵本の展示とあってチケットがポップアップだったりチラシのデザインもシンプルながらかわいい。
日本、韓国の方が大勢入選していてなんだか誇らしい。
コラ−ジュの技法を使った絵が多く見応えありました。
会場には絵本も置いてあり、展示に興味がない子ども達は読書。
展示を見て絵本コ−ナ−ヘ行くと「これ面白いよ」と娘が教えてくれて感慨深いものがありました。
幼稚園時代ほとんど文字を教えなかったので小学校に入り字が認識できるようになった娘。
教える側から教えられる側になるなんて…。
一緒に行った友人が言っていましたが、美術館に行く、その場に身を置く、絵本など子どもなりに楽しむそれら一連の事が文化に触れる事であり、心を豊かにしてくれるそうです。
大人も楽しめた三日間だったので、子どもも楽しかった!そう思ってもらえたら嬉しいです。