子どもとがっつり
年末から夫の実家で過ごしているのですが、三日目にしてギブ寸前。
人間ができてないなあと、冷静になると反省するのですが。
人間ができていないといえば、昨夜の事。
長女が「小学二年生」という雑誌を購入。
付録のサッカーゲームを作って、と長女が私に言います。
じ−ちゃんに買ってもらったので、だったら自分でやりなさい!
と作らせたのですが、あまりこういう作業得意ではない長女。
なかなかうまくいかず泣き出し、妹やばあちゃんに八つ当たりする始末。
「やって〜」と泣きながら何度か言われたのですが、娘のためにならないと判断し、ヒントを言うだけて手は動かしませんでした。
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、できなかった部分ができると一瞬いい表情をします。
できないと騒ぐので「じゃあやめなよ」と言うと、「やる…」と泣く。
こちらもイライラしますが、とにかく見守り、うまくいった部分は褒める。
すったもんだの後、ようやく完成。
妹と二人、笑顔で遊びました。
子育ての最終目的はその子を社会に返すことだ、という言葉があります。
そのためにはどうしたらいいか。
社会の一員として自立して生きていける人を育てること。
どんな状況でもそれを乗り越え、生きていける人に育って欲しい、そういう人に育てる事がわが家の子育ての目標です。
いろんな人と関わり、いろんな体験をして経験値を上げる。人としての幅を広げることかなと考えています。
今回の工作楽しくはなかったし、妹の雑誌の付録も作って、と頼むと「イヤ!」と申しておりました。
何から何まで満たされた生活をの中で、追い込まれる経験は以外と娘を見ているとないように思います。
小さな事ですが、今回の工作も経験の一つになればと思います。
本当に答えを教えてしまうのは簡単で、子どもが自分で考え答えを見つけるのを待ち、答えが見つかるヒントを出すのは親にも技量がいりますね〜。
子どもとがっつり向き合うのは、エネルギーがいりますね。