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チッタ日和~おもちゃと子育て、自宅ショップのあれこれ~ chittatoy.exblog.jp

自宅にて予約制のおもちゃ屋を営業中。子育てと仕事、二兎追うものは二兎得られるか?


by chitta_toy
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物資届けました


 チッタのお客さんから電話をいただき、

 被災地に送る物資をお届けしてきました。お客さんの会社で物資を集めているとのこと。


 女性用下着、靴下、子供用靴下、タオル、生理用品、子供服のお古、

 とりあえずそれだけ。


 下着や靴下を買うため近所の衣料品店へ。

 娘達に「地震、津波でお家がなくなった人達にプレゼントするの」

 と話すと、いまいちぴんときていない様子。

 テレビで見たでしょう?学校の体育館に住んでる人がいっぱいいるの。

 お家がなくなったのよ。


 子ども達が想像しやすく、自分がそうなったらどうか?

 とイメージしやすい言葉を必死で私も選びました。


 「お家ないの?ランドセルは?お人形は?」

 娘達からいろんな質問の言葉が出てきました。


 「流されてない、何も、着替えのパンツもないのよ。靴も」

 そういえば地震のことは大人同士ではいろんな話をしたけど、

 子どもと面と向って話すのはこれが初めてかも。


 「これもいるんじゃない?」
 
 「スリッパは必要なものリストに載ってなかった」

 「靴下これがいいよ、好きだよきっと」

 「そうかなーこっちの方が汚れ目立たないし」

 などやりとりしながら必要なものを購入。


 帰ってからも「部屋の電気つかないならDSつけたら明るくなるかも…」

 という長女に「それも流されてないんだってば」と話すと、

 えーテレビでやってる子見たよ、と。


 ほかにもあー言えばこういうやりとりが続きましたが、

 少しでも被災地の子ども達の状況を感じてもらえたら、

 と思い言葉を考えました。


 こんな時、やはり読書の力て大きいのでは?

 と思います。


 本を読んでいれば想像力がつきます。

 言葉もいろいろ覚えます。

 親から聞いた言葉を頼りに、自分の中で少しでもイメージ広げて欲しい。

 人の痛みに心沿える人であってほしいな、と思います。


 お客さんからのお声がけで、貴重な経験をさせてもらいました。

 

 

 
  

 
by chitta_toy | 2011-04-06 00:16 | その他