2015年初売りにて思う。
「あそんだ」と言っても横でその子が遊んでいる様子を眺めながらちゃちゃ入れていたようなものなのですが。
写真は何を表していると思いますか?
この形になるまで以下のような流れがありました。
お母さん:「四角描けるかな?」
お子さん:「描けるよ」
「あれ?お山になっちゃた」
「お山に桜が咲いたよ」
お母さん:「桜、あんまり見たことないのに…子どもって すごいですね」
四角を描くつもりが桜の咲くお山に。
あそびの中のほんの短い時間ですが、この場にいられた事が本当に嬉しくて。
こういう瞬間のために私はおもちゃ屋になったんだなあと思うのです。
あそびの醍醐味がよく出た場面ではないでしょうか。
常々思うのですが、あそびはその人がその人のままで
いられる時間なんだと思います。
桜が咲くお山を描いた子は思いのまま描いただけで、そこに私が勝手に感動して意味付けしているだけなのですが。
こんな瞬間を生み出せるおもちゃをご紹介していきたい。
でもおもちゃだけではできないということもわかっています。
何年もこの辺は考えてきた事です。
まとまりのない文になりましたが、
昨日の感動を皆さんと共有したくて
書いてみました。