無垢工房へ
先週は毎日おもちゃ関係の予定があり、
とても充実した日々でした。
おもちゃに関する講座を受講したり、おもちゃコンサルタント
で立ち上げたプロジェクトに参加したり、極めつけは
無垢工房にお邪魔したこと。
無垢工房とは「チッタ」でも人気商品の「忍者」や「ならべっこ」
を生み出した工房。
「新商品ができたので遊びにきませんか?」と、
工房代表の野出正和さんにお声をかけていただき、おもちゃコンサルタント仲間を
お誘いして三人で埼玉県飯能市まで電車を乗り継ぎ行ってきました。
工房の雰囲気はこんな感じ…
新商品予定のおもちゃを幾つか見せていただき遊んでみました。
無垢工房のおもちゃは対象年齢を問わないおもちゃが多いですが、
今回見せていただいたおもちゃは年齢が低めの子でも
楽しめるものが多いように感じました。
「忍者」のように「積む」「並べる」「見立てる」といろんな形であそべる
おもちゃが新商品にあったのですが、今までの無垢工房の
商品とはちょっとテイストが違い可愛らしい感じ。
どれも商品化するのが今から楽しみです。
いろんなお話をさせてもらい、印象的だったのが木のおもちゃを
取り巻く環境の変化についてです。
「これからおもちゃを作る時はそれを具体化できる技術を持つ
職人がいるかを考えながら作らなくてはいけない。」とのこと。
職人の世界にも高齢化の影響が出ているそうです。
他にもいい木は中国に流れてしまうというお話も伺いました。
中国にいってしまうということは、その木を高い価格で買い戻さなくては
ならず、結果ガソリンや食料品と同じ道をたどることになるでしょう。
ニュースで伝えられている事柄、高齢化や中国の進化などは
おもちゃが生まれる現場にも影響しているのだな…と
実感しました。
「今やらなくてはいけないことを最前線で見るのではなく、
一歩下がって見ることが大事。」
と仕事の仕方のアドバイスまでいただいて帰ってきました。
行きも帰りもおもちゃコンサルタント3人でおもちゃコンサルタントの
活動の話で盛り上がり、得るものの多い一日でした。