どっちがいい?
「ねーどっちがいい?どれがいい?」
木のおもちゃチッタに来られるパパ、ママがよくお子さんにかける言葉です。
去年シュタイナー教育でおなじみの吉良創さんのお話を伺った際に、聞いたお話なのですが、
子どもにその質問をするのは難しいことだそうで。
特に乳児さん。
最初にA,と答えても次の瞬間にはBと答える。
絶対的存在である親に質問される事で子は不安を感じるそう。
私も特に一人目の子が小さい時は子どもにどれがいい?と聞いていたような。
少しでも我が子に喜んでもらいたくて、そしてどうせお金を払うならちゃんと元を取りたいという気持ちもあって。
それが悪いというわけでは決してないのです。
ただ、まだまだ経験の浅い、いろんな事を見て、聞いて、感じて、自分の基準を作る時期の子に質問するのは難しいかなと。
自我が出てくると親の趣味でないものでもこれがいい!と言うようになります。
親が選んで与えられる時期はもしかしたら短いのかも。
せめて親が選べる時期は親が責任持ってその子のために選らんであげればいいのだと思います。
自分がいいと思った物でいいのだと思います。子どもが育つ環境を整えるのは親の仕事ですから。
仕事なども最初は真似からでは?
真似をすることから自分のオリジナリティが出てきます。
子ども達もそうで、最初は親の選んだ世界で生きていますがそのうち個性が出てくるのでしょう。
写真は1歳の女の子が並べたおままごと。
彼女なりの規則性を感じます。
こういうの見ちゃうと、ねーどれがいい?て聞きたくなりますね(笑)